2011年10月30日日曜日

秋散策。


お久しぶりに、休みがかぶる。

何する?って、考えていて、私が行きたい展示と、

おっとーが行きたい、茶室、意気投合して買い物ではなく散歩にでることに。

二条城近くにある、ギャラリー・モーネさんへ。




セキユリヲさんの展示をしていて、それはぜひ行きたい!と。

テキスタイルデザインって、ほんとう見てておもしろい。

もとは、竹久夢二が大好きな私、

夢二デザインの本を買うとだいたい、セキさんが監修していらっしゃる。

そして、セキさんのデザインを好きになる。

でも、やっぱり夢二のデザインが百余年すぎて、こうして、

デザイン界にいまだ影響を与えてるんですよね、素敵。

来月の夢二の展示も絶対いきます。みなさま、美人画だけでない夢二、

ぜひ、見て下さい。たまらんですよ。



 そして、本日はセキさんもいらっしゃって、購入した本にサインしてもらう。

嬉しいよう。ミーハー…。いいのよ。好きなんだもん。

そして、向かうは大徳寺。



 小雨が降ってきたので、バスで移動。

残念、と思っていたけど、つぶつぶの雨のお寺がこれまたよかった。

目指すは、9年ぶりに御開帳の茶室、孤蓬庵。(こほうあん)

建物を見るのが好きなので、難しいことはわからない。

寺や神社の雰囲気が好きなので、歴史背景までは詳しくない。

おっとーは、仕事柄もあり、建築物が大好物。



枯山水と小雨の相性がよく、じんわり。

建物と庭園の視覚的関係が高度に設計されているらしく、

それは、知識の深くない一般人の私でもため息ものでありました。

室外からの光線によって、あたかも、波が揺らいでいるように見えるとかいう

天井の杉の砂づり、今は経年劣化もあってわかりにくいそうですが、

晴れてたらみてみたかった。船でゆられているようなそんなイメージだそう。

遊び心や、想いや、空間や、居心地や、なんかとにかく、

静かなのにつんとくる、わさびのような感じでした。

あと、寺の屋根のフォルムって、くっって上がってて見てるの好き。

廊下と、突き抜けた空と、屋根が交差してるのとかたまらん。

大徳寺の中も拝観して、その中の、法堂(はっとう)が衝撃でした。

天井に狩野探幽作の龍の絵が描かれているのだけども、

もう、ずっと見てたかった。カッコよすぎた。


最後に、西陣のさらさ。

甘いの食べたくなって、ふらふらと。

いや、よい1日でした。

芸術の秋?

じんわり、ほっこりーな雨の1日でした。








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