お久しぶりに、休みがかぶる。
何する?って、考えていて、私が行きたい展示と、
おっとーが行きたい、茶室、意気投合して買い物ではなく散歩にでることに。
二条城近くにある、ギャラリー・モーネさんへ。
セキユリヲさんの展示をしていて、それはぜひ行きたい!と。
テキスタイルデザインって、ほんとう見てておもしろい。
もとは、竹久夢二が大好きな私、
夢二デザインの本を買うとだいたい、セキさんが監修していらっしゃる。
そして、セキさんのデザインを好きになる。
でも、やっぱり夢二のデザインが百余年すぎて、こうして、
デザイン界にいまだ影響を与えてるんですよね、素敵。
来月の夢二の展示も絶対いきます。みなさま、美人画だけでない夢二、
ぜひ、見て下さい。たまらんですよ。
そして、本日はセキさんもいらっしゃって、購入した本にサインしてもらう。
嬉しいよう。ミーハー…。いいのよ。好きなんだもん。
そして、向かうは大徳寺。
小雨が降ってきたので、バスで移動。
残念、と思っていたけど、つぶつぶの雨のお寺がこれまたよかった。
目指すは、9年ぶりに御開帳の茶室、孤蓬庵。(こほうあん)
建物を見るのが好きなので、難しいことはわからない。
寺や神社の雰囲気が好きなので、歴史背景までは詳しくない。
おっとーは、仕事柄もあり、建築物が大好物。
枯山水と小雨の相性がよく、じんわり。
建物と庭園の視覚的関係が高度に設計されているらしく、
それは、知識の深くない一般人の私でもため息ものでありました。
室外からの光線によって、あたかも、波が揺らいでいるように見えるとかいう
天井の杉の砂づり、今は経年劣化もあってわかりにくいそうですが、
晴れてたらみてみたかった。船でゆられているようなそんなイメージだそう。
遊び心や、想いや、空間や、居心地や、なんかとにかく、
静かなのにつんとくる、わさびのような感じでした。
あと、寺の屋根のフォルムって、くっって上がってて見てるの好き。
廊下と、突き抜けた空と、屋根が交差してるのとかたまらん。
大徳寺の中も拝観して、その中の、法堂(はっとう)が衝撃でした。
天井に狩野探幽作の龍の絵が描かれているのだけども、
もう、ずっと見てたかった。カッコよすぎた。
最後に、西陣のさらさ。
甘いの食べたくなって、ふらふらと。
いや、よい1日でした。
芸術の秋?
じんわり、ほっこりーな雨の1日でした。