先日、実家に墓参る。
帰ってきました、雨はちょっと降っていたけど、晴れ女、
信じてかえる。
なんとか、いけそうだ。
実家の墓にあいさつしてから、
祖母の妹さん(小さい頃亡くなった)のお墓を、今は亡き祖母の代わりにお参り。
実家の墓より、少し遠いのだけれど、
祖母は、私たち双子をおともに、えっこらせっと、その墓にいっていて、
必ずくりかえす昔話と、おまけに帰りにジュースを買ってくれていた。
ジュースを買ってもらえるので、小学生の頃はうれしかった。
それだけで、ついていった、むしろおやつ目当てだった、単純な双子ー。
で、祖母が亡くなってからは、代わりに行くようになったのだけど、
(おばあちゃん、死んだらかわりにいってなー、ってその時は笑えませんでしたがぁ。)
父も(祖母の息子)母も誰も知らなかった、そのお墓。
うちの実家は、昔は土にそのまま埋葬で、石だらけのお墓なので、
正直、ちゃんと覚えてないとさっぱりわからない。
名もない大きめの石がごろんところがっているのが墓なので…。
ばぁちゃんと一緒にいっといてよかったー、と思う。行ける限りはいきますさかいにー。
さて、任務終了後は、川へ。
8月も後半になると、鮎の網入れが解禁となるのです。
いい大人たちが、この日をわくわくしてまっている。
我が家の父もしかり。
私が帰ったのは解禁日翌日なので、そんなにおっちゃんの帯群には会わなかった。
おっちゃんと思っていて、ときどき同級生なこともある。
これが、いちばんどきっとする。お、大人になったな!!!
川に、網をはり、鮎を追い込むとひっかかる、とれる時は100~200とれる。
とれないと、ボウズ。場所が命なのである。
薄くなった頭を川面に浮かべ、かっぱのようにぷかぷか沈む父を横目に
川遊びに1人夢中のわたくし。
土がかたまってできた、粘土質の石を”かけいし”という。(私は。地元は。)
かけいし、は黄色やピンクや、白があって、絵がかける、ので描ける石=かけいし。
トンボ、さんがやってきたー。兄にはとまるのに、私にはよってきてくれない。
もう、邪悪なんだろうか。なんかさみしい。
まんまるの石がころがっていて、これで1人さんざん遊んだ。
結局、鮎は1時間半で、10匹ほどの収穫。
夜、炭をおこして、(毎度こうなる。)塩焼きと、鮎のお造りにしていただいた。
やっぱり、とれとれぴちぴちはおいしいですよー。なんでもそうですが。
あ、そうだそうだ、そうだー。
最後になりましたが、父のブドウ。
数年前から、急に葡萄作りはじめた父。今では4種類ほどつくっている。
父は、どこに着地するのでしょうかー。まぁ、熱中症にはくれぐれも気をつけてね。
実家の野菜をもりもりもらって家へとかえりましたよ。
土の匂いが、はっとするほどしっかりしみついたお野菜に、元気いただきました。
おいらも畑、したいなぁー。
と、、まいど思う。特に夏は、そう思うのです。
ちょっと食べたけど、おいしかった。秋の食べごろがまちどおしい。
こんなに、いっぱい作ってますが、ちょっとした葡萄狩りみたいですが、
農業は本業ではありません。えぇ。
ひぐらしの声がいい感じに空気にまじっていく、
あぁ夏がおわっちゃう。やっぱりどうしても、夏の夕暮れはセンチメンタル。
では、ごきげんようー。