ものすごい朝の雨。日曜日に実家に帰ってきました。
帰る、と言っていたからには雨がきつかろうが帰らないと。
たのしみに(たぶん)まっている両親がいるので帰ります。
姉がウィーンにいってしまったので、これからは電車。
大雨・・・の1日とあきらめていたら、時間がたつにつれてぽかぽかお天気に。
ついてるー!!!
これなら思う存分、畑であそべるー。
到着してすぐに去年山からとってきたイバナシをチェック。
父と山に入って探し出してきたイバナシの小さな木。
昔は帰り道、山のすその岩肌にちょこんとなっていたイバナシの実を
つみつみ、たべたべかえりみち。
その名のとうり、なしの様な味の実なのです。
それから、畑のなかを散歩して、ぶどうとか、みかんの花とか、
えんどうまめとか、近所の和尚さんちのそらまめのかんさつとかしました。
木イチゴの木もおおきくなって、とげとげいたい・・。
小さい頃木イチゴジャムを母につくってもらってました。
昔はこのちいさな溝でシジミがとれたのですよ。レンゲもさいた。
30過ぎて花冠・・・。父の手伝いで茶畑の掃除。これから刈り入れ。
花冠は、昔よく作っては、その後、かっていたうさぎのおやつになっていた。
ので、うーちゃんのお墓にそっとそえてみる。
午後、農協前をうろつくと、小さなお祭り。
陶芸を体験できたので参加してみる。
旦那はん、かなりいい感じにつくってはりましたー。
畑の草ひきしてたら、もともと私の幼なじみで、
偶然、旦那はんの前の職場で後任に入ってきた友人とお茶することに。
不思議なご縁です。
その子は美山にいるので、うちの近所で古民家を改装したカフェにいくことに。
父が仕事をしたので1度ずいぶん前にいったことあるのですが、
地元やからって、そんなにはいきません。
久しぶりにいきましたが、やっぱりいい空間でした。
この、季節のこの場所はなんともいえない、極楽に近い場所です。
カエルがげこげこ、きもちよさそうにないとるし、
セキレイがいい声でうたをうたうようになく。
みどりはもこもこで、抱きつきたくなる。
おぉ、茶っぱよ、とか、いって抱きつく。
坂の道路で三角ずわる。
この、ちいさなあっさり見渡すことができてしまう、田舎。
世界はとてもとても狭かったのですが、
その狭い狭い世界が、いまは大きな大きな糧となっております。
やはり、将来は土とともに生活したいです。
おっと、さくらんぼとリンゴと梅も実をつけていましたよ、
どうも父は実のなるものがお好きなようです。
日帰りですが、やっぱりこの季節に帰れてよかったとしみじみ。
命がわんさかあふれとるー。
母から、煮豆や煮物をたくさんもたされて、市内に帰りました。
愛ですね、つゆだくの煮物。
つゆだくの愛です。